生まれた当時、父親はクラブでドラムを叩いて いたが、その影響からか物心ついた頃には、自宅 にあったドラムセットで遊び、小学校高学年の頃 から、テレビやラジオからながれてくる音楽にあ わせてよく歌を唄っていた。常に音楽に触れてい る環境の中で、次第に『自分の声』という楽器に 目覚めてゆく。 |
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高校卒業後、ギターとカセットデッキを手にプ ロを目指して上京。オーディションに応募したり デモテープをレコード会社に持ち込んだりもした が、思うようには進まず、1990年の冬、つい に音楽活動の一時停止する決心をした。 しかし、当時組んでいたバンドのラストライヴ の日、たまたま別のバンドを見に来ていたレコー ド会社A&Rマンの目に止まり、デヴューへの道 をたどることになる。1992年2月5日、シン グル『モノクローム・メロディ』で、メジャーデ ヴュー。楽曲のクオリティの高さと卓越した歌唱 力で、デヴュー前から注目を集めていたが、その デヴュー曲がTV朝日系木曜ドラマ『真夜中は別 の顔』のエンディング・テーマに起用される。 2ndシングルの『君の素敵にHALLELU JAH』では、有線放送を中心に大ヒット、約2 0万枚の売上を上げている。この実績が認められ ”第7回日本ゴールドディスク大賞BEST5 NEW ARTIST賞”を受賞。一躍、松田博 幸の名を世に広めることになる。 |
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その後、発売された3rd〜8thシングル・ アルバム共に数々のTV番組やCMソングに起用 されている。7thシングルの『愛してる』では ドミノピザのCMソングに起用されているが、こ のCMには松田博幸本人も出演し話題を集めた。 9thシングル『太陽の面影』では、かねてよ り定評のあったバラードでのシングルカットが初 めて実現する。 9thアルバム「LHR」。(ワーナーミュー ジック・ジャパン)ドミノピザCM監督の水野氏 をプロデューサーに迎えロンドンレーコーディン グ。これまでのイメージを脱却し、人の本能やエ ゴ、虚構の社会をリアルに扱った問題作。今後の 活動スタンスや音楽の方向性を展望するとともに 未知数の可能性を示した一作に。 |
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10thアルバム「永遠のノスタルジア」3年 ぶりの作品。初のセルフプロデュースアルバム。 92年デビュー以来、思い出深い曲の数々を 2000年アレンジで収録。ボーカリストとして 存在感を重視したアコースティックアルバム。 12thマキシシングル「愛してると言う前に 〜新・星の金貨〜」はNTV系ドラマ「新・星の金 貨」のイメージソング。主演する星野真里の歌う テーマソング「ガラスの翼〜新・星の金貨〜」の 作詞/作曲もてがけている。その後発売された1 1thアルバム「〜音恋愛楽〜愛してると言う前 に」はドラマ「新・星の金貨」のイメージソング を含む、約4年ぶりのオリジナルフルアルバム。 全体にAORの雰囲気が漂う作品に仕上がってい る。 現在、コンポーザーとしての活動をより精力的 に進めると共に、次なるプロジェクト進行中。 |